斑鳩三塔

2014.5.2（金）

歴史と歩く「斑鳩の里」ウオーク「斑鳩三塔」を訪ねる

　14Km 　遊悠・ＪＲ　　【参加者：263 名】

コース：ＪＲ王寺駅～三室山～竜田川～健民公園～藤ノ木古墳～法隆寺～法輪寺～法起寺～ＪＲ法隆寺駅

集合駅までの交通費 300円	生駒駅	普通	王寺駅
	9:03		9:33

このすごい群団！

9:45

今日はＴ岡氏を誘っての参加。
近鉄王寺駅からＪＲ王寺駅に向かって歩くと前方にすごい大勢が目に付く。
暇な人間がよ～これだけいるもんだと感心するほどの人の数！　後で聞いたらなんと！ 263名だとか！！

時間待ちしている大勢の中に今日も中学時代の同窓生、Ｗ林嬢が彦根からやってきてくれていた。　ありがとう。

10:00

王寺駅をスタートしてすぐに大和川の堤防を進む。

大和川堤防

大和川堤防

10:35

堤防を進み昭和橋を渡ってしばらく行くと三室山への分岐道に来る。

分岐道から神岳神社へ

神岳神社

10:40

神岳神社の上が三室山だ。
ここには4月2日に来たがそのときはサクラが満開で見事なものだった。

今日の三室山

4月2日の三室山

11:00

三室山を下るとその川はあの有名な「竜田川」。
能因法師は「嵐吹く三室の山のもみじ葉は竜田の川の錦なりけり」と歌っている。

竜田川の鯉

竜田川のダム

竜田川念仏橋を渡る

竜田川といえば誰しも知ってるこの歌。
「ちはやぶる　神代もきかず　竜田川　からくれないに　水くくるとは」在原業平（825～880）＝平城天皇の五男

まともな教科書的解釈では・・・	不思議なことが多くあったという神の世の頃にだって聞いたことがない。竜田川のきれいな紅葉が、流れる水を鮮やかな赤色の絞り染めにするなんて。
ということだが、・・・
これが落語の世界では・・・	大関の「竜田川」が吉原へ遊びに行った際、「千早」という花魁に一目ぼれした。　ところが千早は力士が嫌いで、振られてしまう（「千早振る」）。振られた竜田川は妹分の「神代」に言い寄るが、こちらも「姐さんが嫌なものは、わっちも嫌でありんす」ということをきかない（「神代も聞かず竜田川」）。このことから、力士を廃業、実家に戻って家業である豆腐屋を継いだ。それから数年後、竜田川の店に一人の女乞食が訪れる。「おからを分けてくれ」と言われ、喜んであげようとした竜田川だったが、なんとその乞食は零落した千早太夫の成れの果てだった。激怒した竜田川はおからを放り出し、千早を思い切り突き飛ばした。千早は井戸のそばに倒れこみ、こうなったのも自分が悪いと井戸に飛び込み入水自殺を遂げた（「おから（くれない）に水くぐる」）。最後の『とは』は「千早は源氏名で、彼女の本名が『とは（とわ）』だった」

落語の好きなお方はご存知済みのお話・・・。

11:24

竜田川から「つれずれの道」に入ると、竹林を歩く。　そこはこの季節、タケノコがニョキニョキと・・・。

タケノコが

竹林を過ぎると・・・

11:53

藤ノ木古墳に着いたらちょっと休憩。

藤ノ木古墳

11:55

藤ノ木古墳から法隆寺へ向かっていると公民館のような建物に
写真のような表札。

クイズ：右の写真の難しい文字（鷠楽舎）はなんと読むでしょう？

鷠楽舎

11:57

上の公民館「鷠楽舎」のすぐ隣に立派なお家。　表札に「堀井・・・」とある。

なんだか知った名前だな？　と門の隙間からお家を覗くと　家の人が見える。

さらによく見ると昔の会社の仲間ではないか！！　奇遇！奇遇！

で、堀井氏としばらくぶりのお話をし、またの再会を約しとりあえずお別れ。

彼に、上の公民館の読み方を尋ねたら

「いかるが舎」だとの事。　固有名詞の読み方は難しいね。